アメリカの大統領選挙は共和党のトランプ氏が勝利しました。数々の過激な発言で注目を浴びましたが、選挙戦を通じて彼が一貫して国民に主張した項目の一部をみてみると次のような内容でした。
軍事・・・ アメリカ軍の規模と能力を最大限に拡大する。
IS・・・ すぐに打ち負かす。
貿易・・・ TPPには署名しない。
税制・・・ 法人税の最高税率を今の35%から15%に下げる。
移民・・・ メキシコとの国境に高い壁を築く
選挙中に国民に向けて当選後に実施すると約束したのですから、これは「政権公約」(マニフェスト)ということになります。個人情報保護の分野でこのマニフェストに相当するものとして「プライバシーポリシー」というものがあります。個人情報保護方針ともいいます。会社が対外的にその会社の個人情報保護に関する基本姿勢を宣言しています。
この「プライバシーポリシー」、個人情報保護法において作成が義務づけられているものではありませんが、個人情報保護の理念を明確に示すものですから多くの会社がホームページで公表し、個人情報保護に取り組む意気込みを表明しています。