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改正個人情報保護法についてVOL.11        (スマートフォンの持ち込み)

将棋のタイトル戦は名人戦を初めとしていくつかありますが、中でも現在対局が進行中で注目を集めている棋戦に竜王戦というのがあります。優勝賞金は4320万円、将棋界では賞金が最も高額なタイトル戦として有名です。
 
今年の竜王戦は10月15日に開幕しました。この日は普段とは違う重々しい雰囲気で始り、ちょっとした異変がありました。
主催者が対局場の入り口で対局者のスマートフォンの持ち込みを厳重にチェックしたのです。対局中に席を外した棋士がスマートフォンを操作して何らかの情報を入手するのを制限しようというのがネライです。
 
プロの棋士が将棋アプリをダウンロードして自分が指している局面に関する参考情報を得る。かつては考えられませんでした。コンピューターが将棋のプロ棋士との対戦で高段者を負かす時代になってきて、コンピューターのアドバイス(形勢判断など)を受けることが対局の進行に有意義と判断してのことかと思います。
 
改正個人情報保護法についてVOL.11(スマートフォンの持ち込み)
 
作業の内容によってスマートフォンの職場への持ち込みを禁止する事業所が増えています。
スマートフォンの機能の進化は本来の通信から記録、参照、蓄積、分類、撮影、録音などに加えて判断・予測が登場しました。AI(人工知能)の技術が人間の能力を超えていくのかどうかは分かりませんが、コンピューターには悪いことに使おうと思うとそれなりに便利な機能が十分に搭載されていることも確かです。スマートフォンといかに正しく仲良く付き合っていくか、より理性が求められる時代になりました。