テレワーク等により自宅でマイナンバーを取り扱っても問題ないか・・・の質問に対して 個人情報保護委員会から回答が出ています。
ただし、テレワーク実施を検討する際には、現行の社内規定で対応できるのか、ルールを見直す必要があるのかの確認が求められ、その結果、新たなルール整備やセキュリティ環境整備などの準備も必要になるかもしれません。
テレワークを始めたことにより、最新の機器やシステムを導入したとしても、個々の業務の効率が悪くなったり、他の従業者との連絡・コミュニケーションがうまくいかないなど、今までどおりとはいかないケースもでてくることもあるかもしれません。
いかにテレワークの良さ(働きやすさなど)を発揮しながら、業務の効率を維持していくということが課題となります。
さらにセキュリティ面にも配慮し、事故を防ぐための十分な準備や従業者への指導なども必要です。テレワークで行う業務、取り扱うデータや書類、関わる人の範囲を踏まえ、業務を行う作業環境、保管方法、返却方法、通信・機器のセキュリティなど、十分な措置を考えなければなりません。その中に、マイナンバーが含まれているのであれば、その業務を行う場合のリスクを踏まえ、社内でマイナンバーを扱う時と同等の対策ができるか?を検討することになります。
参考ページ
テレワークを実施する際の注意点